そばを焼く日。

話は昼飯時に遡る。
そう、あれはまだ官僚の連中が事を内密に終わらせようとしていた頃の話だ。

意味のない嘘なんて吐かない方がいいと誰かは唄った。

友人曰く賞味期限までに食べ終わりそうもないとのこと。
ご厚意により焼きそばを2食分頂く。
余剰物処理。任せろ得意科目。

そんな経緯もあって初めて家で料理っぽいものを作ることに。
《料理》という崇高なものではなく、あくまで《料理っぽいもの》。
重要。

麺はあっても他の食材がないので学食でテイクアウト。
テイク嘔吐とも言う。
りばーす。

それは自炊の意味があるのかないのか、はたまたそれを自炊と呼ぶのか。
ぼーだー・おぶ・自炊と学食。

初自炊やってみた。

キャベツを炒めましょう。
可愛いやつめ、炒めつけてやる。
好きなようにお呼び。

でも、そもそも千キャベツで焼きそば作ろうというのが無茶ですねわかります。
それが学食の限界。
生協で買う気も起こらなかったので。

ついでに持って帰ってきた牛肉コロッケとかいうのもフライパンにポイする。
コロッケ炒めるとか人生初めての経験です。
ましてや冷凍でも何でもないコロッケですから。
そのままでもいただけます。

大分キャベツの影が薄くなったコロッケ入り焼きそば(肉無し)完成。
失敗のしようがない料理ってカッコイイ。
野菜のシャキシャキ感皆無の焼きそばなんて久しぶりに食べました。
むしろ香ばしいとかもうね。

願わくばこの先も米炊くにとどめたいところ。